木のチップ

カビ防止に効果的な方法

店長青山です、

雨の時期になってくると
日本の風土では湿度が
高くなります。

家の中や下駄箱などにも
湿気がこもりやすくなりので
カビが発生しやすい状況に
なります。

そのため、

湿気対策というのは
革靴のお手入れ、ケアにおいても
重要な要素の一つです。

対策の一つとしては
除湿剤や乾燥材を使用するという
方法があります。

一般的に湿気を取り除く
乾燥材と言うと、お菓子や海苔の
袋に入っているシリカゲルを
想像されると思います。

その他にも、

塩化カルシウムや木炭や石灰など
様々なものが乾燥剤として
使われています。

しかし、

革靴の湿気取りとしておススメなのは
天然素材の木で出来た物です。

アメリカンレッドシダー(杉)などの
木のチップ(かけら)を使用した
乾燥材は乾かして何度でも使えるので
コストパフォーマンス的にも
優れています。

レッドシダーは、アメリカや
カナダ原産の樹木です。

吸湿、防臭効果が高く、
木に含まれるセドロール(Cedrol)
という成分には、虫を寄せ付けない
防虫効果もあります。

レッドシダー

またこの杉の香り成分である
セドロールには自律神経に作用し、
呼吸数や心拍数をゆっくりさせる
ことがわかっています。

これにより心身をリラックスさせる
効果があるのです。

カビの発生を防ぎつつも
リラックス効果があるシダーチップを
湿気対策としてうまく活用することで
雨の季節も快適に過ごすことができます。

カビが発生する3つの原因

カビは

「湿気」「高温」「汚れ」

の3つ条件が揃うと
爆発的に発生しやすくなります。

その条件を一つでも取り除けば
カビの発生率は下がるので、
湿気を除去する乾燥剤は
革靴のケアにおいても大変効果的な
アイテムなのです。

また革靴の場合は、
空気中の湿気のみならず
内部にこもった汗をしっかりと
除去することで衛生面が向上します。

一日革靴を履いていると、
足は靴の中でコップの水半分から
一杯分くらいの汗をかいています。

コップの水を靴の中に
流し入れるイメージを
してみて下さい。

いかにたくさんの水分が
靴の革に含まれているのかが
理解できると思います。

ですので、

汗をたくさんかく人は
除湿剤を使用する事で
革靴も快適に履きやすくする事にも
繋がります。

是非、積極的に
利用して欲しい所です。

天然レッドシダーの除湿剤

で、

実際におススメの商品は


【M.モゥブレイ】
シダードライ

です。

使い方は履き終えた靴の中に
シダードライを入れて
一晩おくだけです。

靴の中にこもった汗(湿気)が
吸収され靴内の清潔性も
向上します。

乾燥したシダーチップに湿気を
しっかりと吸収させる天然の
乾燥剤なのでナチュラルで
安全です。

防虫、消臭効果のみならず
セドロール(Cedrol)成分の
香りで森林浴的にあなたの心も
リラックスさせてくれます。

仕上げとしてシダードライを
取り出した後に除菌消臭スプレー

シューナチュラルフレッシュナー

を使えば嫌な臭いを消す効果が
より高まることでしょう。

また、シダードライは、
玄関や下駄箱、箱に入れた靴や
バッグの除湿にも適しています。

使用方法としては、
シダードライをそれぞれの場所に置く
または入れるだけでOKです。

ちなみに湿気は下に行くほど
こもりやすいのです。

下駄箱などに使用するケースで
乾燥剤の数が限られている場合は、

『 最下段に置く』

と効果的です。

雨の多くなる梅雨の季節に
是非試してみて下さい。

シューキーパーを使う時の順番


サルトレカミエ シューキーパー

また、

シダードライを靴やブーツに
使用する場合、

「シューキーパーはどうずればいいのか?」

と思わるかもしれません。

靴を脱いだ後にすぐシューキーパーを
入れる事は、形を整えることを
最優先した場合、とても効果的な
方法だと思います。

ですが、

先ほどもお伝えしたように
一日履いた靴には汗や湿気が
かなりこもっています。

シューキーパーは靴の中を
密閉状態にするため
特に汗をかきやすい人の場合
靴の中の乾きを遅くする結果に
つながってしまうのです。

ですので順番としては

まず、

シダードライを靴の中に入れて
半日または一晩ほど放置します。

夜、お仕事から帰ってきて
靴を脱いだ場合は少なくとも
シダードライを次の日の朝まで
入れておいて下さい。

その後、
シダードライを取り出し
シューキーパーを使用すると
いいと思います。

靴にこもった汗を取り除いてから
シューキーパーを入れる事で
靴内の清潔性も向上します。

汗をたくさんかく人は
是非この順番を取り入れてみて下さい。

それではまた!

※ お勧め参考記事
靴にカビが生えたら下駄箱を疑え!

合わせてお読み頂くと
今回の革靴に対する理解が
より一層深まります。