馬毛ペネトレイトブラシの特徴

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ドイツ製【M.モゥブレィ】
【左】ペネトレイトブラシ 豚毛
【右】馬毛 ペネトレイトブラシ

 

店長青山です、

シューケアブランド【M.モゥブレィ】を展開しているR&D社から出された馬毛のペネトレイトブラシが好評です。

 

これまでにもお客様からご要望があった馬毛だったのですが満を持して2017年に発売されました。

 

上の写真では向かって左側が今までペネトレイトブラシと呼ばれていた豚毛のお品です。

 

今回からは馬毛、豚毛と分けてご紹介することにいたします。

 

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ドイツ製【M.モゥブレィ】
ペネトレイトブラシ 豚毛

 

豚毛のペネトレイトブラシは一般的なビン入りの乳化性クリーム等を革靴に使用して塗り広げる為に使います。

 

コシのある豚毛のペネトレイトブラシは手早く革へ塗布しつつもクリームを内部に押し込み浸透させながら広げられるお品です。

 

詳しくは

布ではなくペネトレイトブラシを使う理由

を参考にしてみて下さい。

 

そして、今回ご紹介するのが

 

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ドイツ製【M.モゥブレィ】
馬毛ペネトレイトブラシ

です。

 

馬毛ペネトレイトブラシはコシが適度に柔らかい毛を使っています。植毛の密度もあり、しっかりとした毛量のお品です。

 

馬毛のペネトレイトブラシをホコリ落としに使う

 

こちらの馬毛ペネトレイトブラシ、店長青山的にひとつ気に入っている使い方があります。

 

それはメダリオンやブローギング、シューホールなどの穴の周りやコバなど細かい部分のホコリ落とし用として使う

 

という方法です。

 

本来はクリームを塗るためのブラシですが、ホコリ払い用としても使い勝手が良いと感じています。適度な毛足の長さと作業しやすい持ち手があるので狭い所を局地的に払うのに丁度良いです。

 

外羽根の裏の付け根部分とかに溜まった、すみっこの綿ボコリなどをかき出すのはちょっとした快感です。(笑)

 

今までは綿棒などでいじっていた細部まで、ブラシを使用して簡単にお手入れできるのはとても嬉しいと思います。

 

また、意外な活用方法としてレザージャケットに使用すると中々良いのです。ジップやファスナー脇のテープ部分とかポケットの縁の汚れ、ホコリ落としなどで使えます。

 

大きなブラシだとなかなかピンポイントで払いきれなかった細かい部分で大活躍してくれる事間違いなしです。革ジャンのお手入れにはホースブラシでブラッシングする事が効果的です。

 

その際、細かい部位においてはこのペネトレイトブラシを使うとストレスなくホコリ落としができますよ。是非、ホコリ払い用としての使い方も試してみて下さい。

 

長財布やコードバンの手入れに馬毛ブラシを使う

 

そしてこちらは、ブラシ本来の目的に近いと思いますがデリケートクリームを塗る時やコードバン財布のお手入れに使います。

 

柔らかな毛足の馬毛なので大切に扱いたいヌメ革のお財布やコードバンの小物入れなどにも使用できます。

 

コシのある豚毛ブラシでは少し硬くて、お財布などにクリームを使うのをためらっていた方でも安心して塗って頂けますよ。例えばですがこんな使い方が実際に出来ます。

 

表革の財布に【M.モゥブレィ】デリケートクリームを塗る

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こちらはヌメ革をベジタブルタンニン染めで染色したロングウォレットです。保湿の為にデリケートクリームを塗る時など、これまでは布を使用して行ってきました。

 

しかし、デリケートクリームはゼリー状の性質の為、ポリッシングコットンなどの柔らかい生地を使用すると布に水分が吸われてしまいます。

 

そうすると適量以上にクリームを使用する事になるのでもったいないのです。

 

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その点、馬毛のブラシでしたらビンから取り分けたクリームが毛に吸われませんので、効率的に使用する事が出来ます。

 

クリーム丁度良い量だけを手早く革に塗り広げる事が出来て経済的にも優れています。

 

コードバンに【M.モゥブレィ】クリームナチュラーレを塗る

 

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コードバンのウォレットの手入れには【M.モゥブレィ】クリームナチュラーレや

 

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【M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル

(無色)

を使用します。

 

基本的に革小物と言えどもお手入れの考え方や使用するクリームなどは靴の時と同じです。コードバンの革靴の際にはクリームを塗り込んだ後最後の仕上げでホースブラシを利用します。

 

馬毛のブラシで円を描くようにブラッシングをする事で毛が立ってしまったコードバンの表面をもう一度、寝かせて独特の光沢感を出していきます。

 

この革靴のお手入れの方法はまったくそのまま、お財布にも応用できるのです。

 

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【M.モゥブレィ】クリームナチュラーレ

 

には天然の植物からとられたシダーオイルが入っています。少量でも薄く伸ばしやすい上、さらっとした仕上がりとなり綺麗なツヤが出せるのでおススメです。

 

円を描くようにペネトレイトブラシでクリームを塗っていく事で天然成分をしっかりと革に浸透させます。それと同時に馬の毛でブラッシングをしながら表面の毛を寝かせていきます。

 

その後、やわらかい布で丁寧に乾拭きをして仕上げるとコードバン特有の美しいツヤ感を出す事ができるのです。

 

つま先に【KIWI】パレードグロスプレステージを塗る

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鏡面磨きのために使用する缶に入った油性ワックスを塗る時には、これまで布を使用してきました。

 

しかし、鏡面磨きの基礎となるベース部分のワックスを馬毛ペネトレイトブラシで塗り込む方法があります。下地部分がしっかりできると
鏡面磨きも上手く仕上がりやすいです。

 

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これについては詳しく記載した記事がありますので、是非一度確認してみて下さい。

 

鏡面磨きを失敗しないコツは馬毛のペネトレイトブラシ

 

と、いう事で様々な用途に使える馬毛のペネトレイトブラシ。

 

これまでに豚毛を使った事のある方でしたら、お手入れに合わせて馬毛と使い分けるとメンテナンスの実力が確実にレベルアップする事でしょう。試しにまずは1本からでも使ってみて下さいね!

 

それではまた!

 

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ドイツ製【M.モゥブレィ】
馬毛ペネトレイトブラシ

 

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ドイツ製【M.モゥブレィ】
ペネトレイトブラシ 豚毛

 

※ お勧め参考記事


PENETRATE-BRUSH
固まったペネトレイトブラシをすぐに使う簡単な裏技

 


PENETRATE-BRUSH
ペネトレイトブラシ本体の手入れ方法

 

 

動画