店長青山です、

塩浮きしてしまった革靴は

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3
サドルソープ

を使用して
水で洗うのが効果的だという
お話をしてきました。

しかし、

長年履き続けた靴や、
何度も繰り返し大量の塩が
噴き出す靴などは
これだけだとなかなか
難しい場合があります。

サドルソープで2~3回
洗ってもまだ塩が出てくるような
ケースです。

この場合はどうしたら
いいのでしょうか?

これは少し荒療法となりますが
バケツなどに水を入れて
半日から1日ほど靴を漬けて
しまうのです。

完全に水の中に沈めて
ドブ漬けしてしまいます。

そうした後に
サドルソープで洗うと
かなり塩が抜けて革がさっぱりと
キレイになる事が多いです。

もちろん洗い終わって
乾かした後にはしっかりと
クリームを使用した
お手入れをします。

今まで、くたびれて履きジワが
深くついた革靴などもこの処置により
劇的にキレイに蘇る事も多いです。

履かずにほったらかしになっている
革靴などがあれば是非一度
試して頂く価値はあると思います。

ただ、注意して頂く点は
水の中につけっぱなしに
してしまうので

革の色が移ってしまったり
薄くなったりする可能性が
あるという事です。

また、

接着剤でインソールなどの部品を
留めている場合、接着の部分から
剥がれてきてしまうリスクもあります。

もし、革靴をどぶ漬けする
洗いを試すのであれば
これらのリスクを踏まえたうえで
自己責任で行ってみて下さい。

一度行えば

今までの革靴のお手入れの概念が
きっと変わることと思います。

それではまた!