店長青山です、
ミンクオイルと聞くと
普通は
【 動物のミンクの油だけ 】
が入っていると思います。
しかし実を言うと
一般的に市販されている
ミンクオイルなどは石油などを
化学合成してペースト状に
したものをまぜて作られています。
石油系の油が混じっている
ミンクオイルは黄色っぽく、
塗った感じも不自然なベタつきが
感じられます。
ホコリが付きやすいのは
この為でもあります。
良く知られた
『 KIWI 』社のミンクオイル
は黄色っぽいですがあれは
石油系の油で混ぜて
作られているのです。
やはりミンクオイルを
使用するならば石油など
他の油を混ぜていない
純粋な物を使用するといいでしょう。
おススメなのは
【M.モゥブレィ】
ピュアミンクオイル
です。
純度の高い天然ミンクオイルを
たっぷり使用したもので
フタを開けるとラードのような
真っ白な動物性の脂が入っています。
見た目も白い
凝固した仕上がりの物が
いいミンクオイルの証拠です。
それではここでミンクオイルの
おススメの使い方をお伝えします。
これは石油などが混ぜられた
ミンクオイルでは
おススメできませんので
ご注意ください。
まず、
ピュアミンクオイルを
自分の手に直接取り
体温で脂を溶かします。
↓
手についているミンクオイルを
そのまま製品にやさしく
染み込ませてあげると、
まんべんなく塗れます。
↓
薄く塗り広げ、その後空ぶきを
繰り返していくうちに
美しい仕上がりになります。
↓
色が褪せてきたらまた
塗ってあげる事で、
だんだんとミンクオイルがなじみ、
革製品が育っていきます。
手は少々ベタベタしますが
ミンクオイルを塗りこむには
人肌の温度が最適です。
皮革に脂分を補う混ぜ物のない
ミンクオイルだけに
手荒れするようなことは
ありません。
むしろ、
適度に脂分が加わって
手荒れが治るかもしれませんね。
逆に
先程、石油系のミンクオイルが
おススメできないと言ったのは
石油の成分で手が荒れて
しまうからなのです。
もしピュアミンクオイルでも
手がべたべたするのが
嫌だという時は普通に
布を使用して頂ければ
いいでしょう。
是非、ご自身のオイルドレザーの
アイテムで試してみて下さい。
それではまた。