店長青山です、

昨日の都心の大雪で
革靴を濡らしてしまった方も
多かったことと思います。

あらかじめ対策をたてておられた方は
少なかったかもしれませんね。

雨の予報や実際に雪が降っている中
革靴を履くのは本当に辛いものです。

でも、学生さんならいざ知らず
スーツでお仕事に行かれる方は
革靴を履かざるをえないかも
しれません。

特に、お客様と直接お会いするが
仕事の方でしたらゴム製の長靴という
訳にはいかないですよね。

でもそんな時、ちょっとしたコツで
雨の日に靴を履くうっとおしさが
軽減されます。

雨や雪が降ってからでは遅いです。
今のうちに雨が降りそうな時の
強い味方を付けておく必要があります。

そうです。
撥水(はっすい)スプレーです。

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【M.モゥブレィ】
 プロテクターアルファ

というアイテムになります。

『防水スプレーと撥水スプレーの違いとは?』

今回のプロテクターアルファは
正しく言うと撥水(はっすい)
スプレーになります。

『え?撥水?防水スプレーと
何が違うの?』

という感じですが、

もともと靴の『防水』とは表面に
ロウや油あるいはシリコンオイルを塗って、
水に濡れても染み込まないように
ガードを作ることでした。

ですので水が入り込む隙間がない分
通気性がなく、蒸れてしまうという
欠点があります。

これに対し『撥水』とは
フッ素樹脂を織物や皮革の繊維自体に
染み込ませ、通気性を保ちながら
水をはじき防水効果を与えるもの。

フッ素樹脂が繊維のすき間を
埋めてしまうことはありませんので
通気性には全く影響有りません。

で、

ここがややこしい所なのですが・・・

実は今現在、
巷で販売されているスプレーは
基本的にすべて撥水スプレーなのです。

日本に撥水スプレーを浸透させたのは
今回のプロテクターアルファの
前身となったドイツ製の商品
【WOLY】プロテクター3×3
というスプレーでした。

これが20年ほど前に日本の市場に
入ってきた後、2年ぐらいの間に
国内の企業も争うように同タイプの
商品を開発、販売したのです。

それだけ、撥水スプレーが
当時の防水に比べて
優れていたという事ですね。

ところがその時すでに
【 防水 】という言葉が
世間一般には定着していたのです。

水を防ぐという言葉どおりの
働きなので【防水】のほうが
イメージもしやすいです。
感覚的に何をする為のアイテムで
どんな結果が得られるのかが
一言でわかります。

そこにもってきて撥水と言われても
お客様が混乱してしまうだけです。

なので、メーカーは
お客様のわかりやすさの為に
撥水スプレーであっても
あえて「防水スプレー」と称して
販売しているのです。

厳密には撥水スプレーであったとしても
機能的にはお客様が求める結果である

【 防水 】

をしてくれるスプレーだからです。

少しややこしいですが
今回の【M.モゥブレィ】
プロテクターアルファも撥水スプレー
でありながら、防水スプレーとして
販売されている理由になります。

防水と撥水の違いについて
参考にしてみて下さい。

で、

【M.モゥブレィ】
プロテクターアルファには
どのような効果があるかというと

●粒子の細かいフッ素で撥水を施す為、
通気性を損ねることなく、
かつ強力に撥水することが可能です。

●スムース・スエード・ヌバック・
ムートン・ナイロン・キャンバス等、
様々な素材にもオールマイティに
使用できます。

●GORE-TEXや撥水レザー等の
ハイテク素材にも対応しています。

●環境に優しいフッ素成分で
できている為、洋服への使用も
気になりません。

このような利点があります。

防水力、乾燥のはやさ、
仕上がりの美しさ、
どれをとっても素晴らしいお品です。

面倒くさがり屋さんは

朝出かける前に、
靴を履いた後そのまま
このスプレーをかけてしまって下さい。

その際に
ズボンのスソにもこのスプレーを
一緒にかけてしまうのがポイント
です。

そうすることによって雨の中で
歩行する際にも、ズボンのすそが
水をはじいてくれるのです。

革だけでなく、傘や布にも使える
プロテクターアルファ だからこそ
できる技です。

これでズボンのスソも濡れずに
一石二鳥ですね。

是非、次の雪が降る前に
手に入れておいてください。

それではまた!

DSCF0867_400
【M.モゥブレィ】
 プロテクターアルファ

※ お勧め参考記事
【靴にかけた防水スプレーはどうやって落とすのか?】

合わせてお読み頂くと
今回のお手入れに対する理解が
より一層深まります。