true-beginner-leather-shoes

店長青山です、

こちらは

【0から始める初心者の為の
靴磨き・革靴のお手入れ】

という事でお伝えしています。

革靴のお手入れに関する
初心者の方の為のシリーズです。

その中でも今回は

『靴磨きの心理学・
メンタルアプローチ編』

としてご紹介していきます。

このシリーズを読む事で
あなたが得られる結果

まず今回の
メンタルアプローチ編を
最後までご覧頂く事で
あなたが得られる結果ですが

「なぜ靴磨きをする
必要があるのか?」

が理解できるようになります。

●あなたが靴磨きをするべき理由

●革靴のお手入れをする事で
得られる社会的なメリット

●靴磨きが他人に与える影響力

●靴のお手入れが感情的、
精神的にもたらす効能

などが理解できるように
なります。

靴磨き、革靴のお手入れを
心理的な観点から詳しく
解説していきたいと思います。

店長青山健一の自己紹介

と、いう事で
革靴の心理学について
お伝えしていきたいと
思うのですが、そもそも

「なんでお前がそれを
偉そうに語れるんだよ?」

という、あなたの疑問も
ごもっともです。

なので少しだけ自己紹介を
させてください。

もしかしたら以前に
ブログなどをご覧頂いて
ご存知かもしれませんが
古着屋ガレージセールの
店長 青山健一と申します。

1990年に千葉県津田沼で
創業した老舗古着屋の
2代目 オーナーです。

店は2019年4月で
創業から30年目に
入ります。

店長と言っていますが
これは先代の社長の下で
働いていた頃の名残です。

あだ名みたいな物と
思って下さい。

2代目として受け継いでからは
従業員がいる訳ではなく
1人オーナーで個人経営の
古着屋となります。

古着屋なのになぜ革靴を
扱っているのかという点に
ついては

2016年8月に公開したメソッド

の中で詳しく
お伝えしました。

少しだけここでお伝えすると
2011年3月11日に起きた
東日本大震災の影響で当時
お取引をしていた、仕入れ担当の
バイヤーさんがお仕事を
辞められてしまったのです。

販売する商品を入手できなく
なってしまった理由から、
古着ではなく中古革靴の
販売を強く打ち出すように
なりました。

それからたった一人で
これまでに2000足にも及ぶ
中古革靴を店舗の販売のみで
取り扱いしてきたのです。

中古の革靴ですので
お客様に販売する前には
全ての靴に対して一人で
お手入れを施します。

そこで得た経験の中で
知識や方法論を自らの
体験から身に着けて
来たのが今回のお話です。

特にシューケアに対する
心理学的アプローチに関しては
独自の観点からお伝えしています。

店長青山は古着屋ですが
心理学についても学んできた
経緯がありまして

NLP(Neuro Linguistic Programming)
『神経言語プログラミング』
においては

●全米NLP協会公式認定
プラクティショナー

●Language and Behavior
LABプロファイル認定
プラクティショナー

●日本NLP協会公式認定
プラクティショナー

の資格を有しています。

心理学に特化したブログも
書いていましたし、現在でも
月に一度、心理学を主体にした
恋愛メインの人間関係ブログを
公開しています。

ですので、

他では伝えられないような
独自の切り口から靴磨きについて
お伝えしていける事と思います。

靴磨きを心理的アプローチ
から考える必要性

では、

革靴のお手入れを
心理学的に語る事に
ついてお伝えします。

なぜ靴磨きをこのような
心理的アプローチから
考えなくてはいけないので
しょうか。

現在、

世の中には靴磨きや
革靴のお手入れに関する
情報がたくさん出ています。

書籍だったり、ブログだったり
動画などでたくさんの
情報が紹介されています。

このブログをご覧頂いている
あなたはとても勉強家の方
でしょうから、これまでにも
そのような情報にアクセスされて
来た事と思います。

しかし、

日本における
シューケア情報は
非常に偏りのある
断片的な一部なのです。

それはどうしてかというと

「 なぜ靴磨きを
するべきなのか?」

「 靴磨きをすると
幸せになれるのか?」

「 靴磨きをすると生活や
人生にどんな影響が
あるのか?」

などという
理由やメリットを
伝えられる事が
ないからです。

thinking-about-study

偏りのある断片的な情報

現在、広まっている
靴磨きや革靴のお手入れの
情報というのは基本的に

【 理論・データ 】

【 HOW TO 】

の公開となっています。

理論、データとは
どういうものかというと

過去の結果や情報の蓄積
スペック(性能)や仕様などの
詳細を記したもの

という事です。

【 知識・証拠 】と言っても
いいかもしれません。

スマートフォンで
例えていえば

【 iPhone XS(テンエス) 】

というモデルがあって

ディスプレイ 5.8インチ
ストレージ 64GB

とかいうのはこのモデルの
仕様ですね。

Face ID(顔認証)ができるとか
ワイヤレス充電が可能というのは
このモデルのスペックです。

発売日が2018年9月21日と
いうのは【iPhone XS(テンエス)】の
歴史ですし、過去のモデルに比べ
大きくて使いにくい、という
レビューは情報の蓄積と
なるでしょう。

これを、

シューケア情報で言うと
靴クリームの成分や種類、
それを使用する事によって
得られるであろう結果の
情報などが理論やデータに
当たります。

もう一方の【 HOW TO 】は
『 ハウツー = やり方 』
という事でこのまま
日本語として使われて
いますのでわかりますね。

靴磨きの【 HOW TO 】は
そのまま靴を磨く際の
手順や方法を説明したものです。

これらの情報が
靴磨きや革靴の手入れなどの
世界で伝えられているのですが
これって何かに似ていると
思いませんか?

「どうして靴磨きを
やる必要があるのか?」
という説明が欠けています。

そう、

これは日本の学校教育に
そっくりなのです。

日本の学校教育の弊害

あなたも中学生や
高校生の時代に学校で
数学の授業などを受けた
経験があると思います。

あれはまさしく

【 理論・データ 】と
【 HOW TO 】

の教育に他なりません。

例えば中学校の数学では

ーーーーーーーーーーーー
2乗に比例する関数の式
y=ax(aは比例定数)
ーーーーーーーーーーーー

という関数式を
記憶させられたと
思います。

データとしての公式
『y=ax(aは比例定数)』
を覚えされられた上で
ハウツーとして問題の
解き方を教わります。

そしてテストです。

あなたが正しくこの問題を
解答できる人間かどうかを
テストで判断されます。

そして
正解を出せない人間は

『 能力の劣っている者 』

としてのレッテルを
貼られ、人としての
優劣を決められるのです。

でも、

考えてみて下さい。

y=ax(aは比例定数)

この関数は中学校を
卒業したのであれば
全ての人が暗記させられた
公式です。

しかし、

この関数問題を解けると
人生でなんの役に立つのか
先生は教えてくれましたか?

この関数を覚えると
どんないい事があるのかという
メリットをあなたはきちんと
理解していましたか?

なぜこの方法で問題を
解かなくてはいけないのか
という、その根拠をあなたは
教わりましたか?

きちんと納得がいくまで
先生から教えてもらった、
という人は恐らくいないと
思います。

人は学習の
モチベーションとなる
タイプが違う

このように
日本の学校教育では

【 理論・データ 】と
【 HOW TO 】

の詰込み型教育が
行われています。

これの問題点というのは

「なぜそれが必要なのか?」

という、
人間の心の奥底に根差した
感情や疑問に一切答えて
くれないからです。

日本の学校教育の
カリキュラムでは

「なぜ学校に行って
勉強をする必要が
あるのか? 」

について教える授業は
一切ありません。

この疑問や納得したい、
という感情的な欲求については
全て無視した上で授業が
進められている訳です。

もし、あなたが
かつて学校の勉強が

苦手だったのであれば
それはあなたのせいでは
ありません。

あなたのタイプに合った
教育方法を日本の学校では
行っていないから

なのです。

本来であればここで
考慮されるべき事が
あります。

学習の際にはそれぞれの
生徒に必要な

心理的学習タイプ

への理解が不可欠です。

この学習タイプを
理解することなく、
偏った方法で教育を
行っているので勉強が
苦手な生徒が生まれて
しまいます。

あなた自身どのタイプなのか
どういった傾向にあるのか
確かめてみて下さい。

更に、
あなたの周りにいる人が
どのようなタイプなのか
思い浮かべながら考えると
理解が進む事でしょう。

人間は大まかな分類として

4つの学習タイプ

に分けられます。

どのタイプに
属するかによって学習の方法が
変わってくるのです。

なぜ・なに・どうやって・今すぐ

人間が新しい事を
学習する際には行動の
モチベーションとなる
タイプが4つあります。

それは

なぜ・なに・
どうやって・今すぐ

の4つに分類されます。

では、一つ一つ特徴を
見ていきましょう。

1「なぜタイプ」

このタイプの人は

とにかく物事の理由や
根拠を知りたい

人です。

学ぶ理由やメリット、
デメリットがわからないと
行動できません。

物事を理解する際に

「なぜ」

それをやらなくてはいけないのか?

という根拠や理由を
まず最初に納得しなくては
気が済まないのが

「なぜタイプ」

の人です。

感情的に「ぐっ」とくる
理由が見つからないと
行動を起こすモチベーションが
湧きません。

人の感情やモチベーションを
動かすのが好きなので
セールスマンに向いている
タイプです。

2 なにタイプ

何タイプは

とにかく理屈が気になる

タイプの人です。

理論、知識、証拠、背景
定義 、データ、セオリー
などの裏付けを求めます。

理論がはっきりしていて
その証拠があり、
証明されていないと
行動を起こせないのが

『 なにタイプ 』です。

知識を得るという行為自体に
モチベーションがある為
現在の学校教育に合っていて
勉強が得意なタイプとも
いえます。

その反面、情報を得ることで
満足をしてしまい、実際に
行動を起こし実践する事には
あまりパッションがありません。

理論や知識、データを
収集するのが好きなので
学校の先生や大学の教授、
学者などに向いている
タイプです。

3 どうやってタイプ

どうやってタイプは

具体的な行動ステップ

を求めるタイプです。

アクションプランがあり

ステップ1、
ステップ2、
ステップ3、、、

という、細かくて
具体的なやり方や
流れが解れば行動できます。

理由や理屈は関係なく
プロセスを知りたがります。

方法論が解り、
その結果どうなるかが
理解できれば行動を起こします。

マニュアル通りに
具体的なステップを踏んで
物事を遂行できるので

技術者やメカニック、
職人に向いている

タイプと言えます。

4 今すぐタイプ

とにかく今すぐ行動す

というタイプです。

理由も理屈も方法論も関係なく
とりあえずアクションを起こして
から、考えます。

とりあえず、
何も考えずにやってみて

「ダメなら次に行こう!」

と、即実行がモットーなので
今すぐに何を行動すれば
いいのかが解ればアクションを
とれます。

とにかく行動が速く、
まずスタートして
走りながら考えるような
所があるので

起業家に向いている

タイプです。

現在の学校教育で
欠けているもの

これら、4つのタイプが
理解できると現在の学校教育で
何が足りないのかが
わかります。

そうです、

現状の学校教育は
「なぜタイプ」の
人には全く合っていない
方法なのです。

日本で学校の勉強が
出来る人というのは
「なにタイプ」の
理論、理屈が得意な人に
偏る傾向があります。

知識や理論を教えるのが
現在の学校教育なので
学習タイプに傾向が
合っているからです。

それとは対照的に
「なぜ」タイプの

「なぜそれをやる必要が
あるのか?」

「人生において学校で
勉強をする意味は何か?」

が理解できないと
行動のモチベーションが
起きない人は学校の授業が
とても難しく感じられます。

「なぜタイプ」の人の
モチベーションを上げるような
教育方法は行われて
いないからです。

実は、人口全体で
この「なぜタイプ」の人が
3割程度いると
されています。

と、

いう事はどういう事に
なるのかと言うと

必然的に3割の人は
落ちこぼれる

のが現在の学校教育の
あり方なのです。

現在のシューケア業界で
欠けている情報

先ほど、

日本における
シューケア情報は
非常に偏りのある
断片的な一部

と、お伝えしました。

それがいったい何なのか
ここまで読んで頂いた
あなたには理解して
頂けたかと思います。

現在、
靴磨きや革靴のお手入れの
情報が基本的に

【 理論・データ 】

【 HOW TO 】

の公開となって
いるのだとすれば
欠けているのは
一体なんでしょうか?

そうです、

「なぜ」靴磨きをしなくては
いけないのか?という理由

です。

全体の3割程度いらっしゃる
「なぜタイプ」の人の為に
理由や根拠を教えてくれる
情報は、ほとんどありません。

断片的に伝えてくれる
情報はありますが、
体系的に教えてくれる所は
かつてありませんでした。

なので、今回の

【 靴磨きの心理学・
メンタルアプローチ編 】

ではそのような
心理的・感情的な観点から

「靴磨きをするべき理由」

「革靴のお手入れが
人生にもたらす効果」

「綺麗な靴が対人関係に
与える影響」

などについて体系的に
お伝えしていきます。

まずは、

なぜ、あなたにとって
靴磨きが必要なのか?

という理由を今回の
一連のシリーズで納得して
みて下さい。

メンタルアプローチ編の
トピックは下のリンクから
一覧でご覧いただけます。

それではまた!

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【メンタルアプローチ編】
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